本当は本を読みたいのに、
気が付いたらついスマホを見てしまう…。
忙しい日々を過ごす中、じっくりと本と向き合う時間がないという方は多いのではないでしょうか。
たまには現実世界のことを忘れて、本の世界に没頭したい。そんな方におすすめなのが、「fuzkue(フヅクエ)」というブックカフェです。
この記事では、fuzkueの基本情報や特徴、実際に訪れたときの感想をご紹介します。

fuzkueは本に集中するのに最適な場所です!
・fuzkueが気になっており、実際の雰囲気やルールを知りたい人
・静かに本を読める場所を探している人
fuzkueの基本情報


まずは、fuzkueの基本情報をご紹介します。2025年現在、fuzkueは「初台・下北沢・西荻窪」の3店舗が存在しています。
フヅクエ初台
フヅクエ初台は、最初に開店した店舗です。
店名 | フヅクエ初台 |
住所 | 〒151-0061 東京都渋谷区初台1-38-10 二名ビル2F |
アクセス | 初台駅 南口から徒歩20秒 |
営業日時 | 毎日:12-23時(※1) |
ホームページ | https://fuzkue.com/shops/hatsudai |
※1:初台店の営業日について
2025年5月は「月・木・金・土・日」のみの営業(火・水 休み)。人員不足が解消次第(早ければ6月半ば)、毎日営業に戻す予定。



営業日については、ホームページの「お知らせ」で毎月案内があるので、確認しておくと確実です!
フヅクエ下北沢
店名 | フヅクエ下北沢 |
住所 | 155-0033 世田谷区代田2-36-14 BONUS TRACK内 |
アクセス | 下北沢駅 井の頭線西口・小田急線南西口から徒歩5分 |
営業日時 | 毎日:12-22時(※2) |
ホームページ | https://fuzkue.com/shops/shimokitazawa |
※2:下北沢店の営業日について
2025年4~5月は「月・火・木・金・土・日」のみの営業(水 休み)。人員不足が解消次第(早ければ6月半ば)、毎日営業に戻す予定。
フヅクエ西荻窪
店名 | フヅクエ西荻窪 |
住所 | 167-0041 東京都杉並区善福寺1-2-1 シェモア西荻101号 |
アクセス | 西荻窪駅 北口から徒歩12分 |
営業日時 | 金土日:12-21時 月:12-19時 |
ホームページ | https://fuzkue.com/shops/nishiogikubo |
fuzkueの料金の仕組み


fuzkueの料金の仕組みは、「①ゆっくりゆっくり過ごす」と「②『1時間フヅクエ』を楽しむ」の2パターンあります。



少し複雑なのでざっくり分かりやすく説明します!
①ゆっくりゆっくり過ごす
オーダーごとに小さくなっていくお席料制です。
例えば、飲食なしの場合の代金は「お席料1500円」ですが、ドリンク1杯頼むと「ドリンク代+お席料900円」となります。



ドリンクやフードを頼むと、お席料代は小さくなっていきます!


予算目安は2000円前後とのことです。
・土日祝はプラス300円
・滞在時間が4時間以上の場合は1時間当たりプラス600円
といったルールがあるため、曜日や時間によって、予算目安より高くなることに留意しておきましょう。
②「1時間フヅクエ」を楽しむ
「1時間だけ楽しみたい!」といった方は、こちらがおすすめ。


こちらの予算目安は1000円前後となっています。
「『1時間フヅクエ』を楽しむ」は事前申告制となるので、オーダーの際に伝えます。時間が来たらお店側から声かけをしてくれます。
スマホの利用について
「1時間フヅクエ」プランでは読書オンリーとしており、スマホの利用は以下の用途のみとしています。
・読書に関わる用途
・最小限の写真撮影
・わりと急ぎの連絡
fuzkueのルール


fuzukueは、本に没頭するのに最高の環境です。
だからこそ、fuzkue独自の特徴やルールがいくつかあります。安心して過ごすためにも、事前に確認しておきましょう。
ここでは、「NGなこと」「注意が必要なこと」「OKなこと」にまとめました。詳細については、ホームページのこちらのページの後半に記載があるので見ておくと安心です。



ルールが多くて不安に感じるかもしれませんが、緊張感のある雰囲気ではないので心配しなくて大丈夫です!
NGなこと
- 勉強・仕事・執筆・作業・動画視聴・ゲーム
- 作業を伴う読書
(常にメモを取りながらの読書など) - パソコンの利用(閲覧も)
- お連れさん同士の会話
注意が必要なこと
- ペンの利用
→ときどきペンを使用する程度はOK。音が大きくならないように気を付けましょう。 - イヤホンの装着
→「音漏れに気を付ける」「自身の発する音が大きくならないように注意」という2点に気を付ければOKです。 - 重いため息、大あくび、居眠り
→「気が付いたら意識飛んでた」は問題なしですが、自ら眠りに行くのはNGです。 - 写真撮影
→「シャッター音に気を付ける(連写しない)」「周りの人が写り込まないように」「案内書きやメニュー表の撮影はしない」という3点に気を付ければOKです。
OKなこと
- 電子書籍端末を用いた読書
- スマホの利用
→基本的には問題ないですが、「1時間フヅクエ」を利用している方は最小限の利用のみとしています。
【体験レポ】フヅクエ初台に行った感想


ここからは、以前(2024年12月)にフヅクエ初台に行ったときの感想をお伝えできたらと思います。
入店から注文まで
事前にホームページで様々な注意事項があるということを読んでいたので、緊張しながら入店しました。
入店したら、まずは自分の好きな席に座ります。普通の椅子の席もあればソファ席もあります。せっかくなのでゆったりとできそうなソファ席を選びました。



途中で席の移動をするのはOKだそうです!
席に座るとお店の人が案内書きを持ってきてくれます。注文が決まったら、お店の人を呼びます(注文のタイミングは後でもいいし、注文しないのもOK)。
私は、ベイクドチーズケーキとホットコーヒーを注文しました。(めっちゃ美味しかったです。)
お店での過ごし方
私は本を1冊と半分読みました。ちなみに読んだのは「昨晩のカレー、明日のパン」と「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」です。
本当は1冊だけ読もうと思っていたのですが、あまりにも快適な空間だったので2冊目に突入しました。



私は3時間程度滞在しました!
先ほど店独自のルールをいくつか書きましたが、これらのルールを店内のみんなが守っているからこそ、本当に居心地のいい空間が存在していました。
静かだからと言って緊張感が漂っているなんてことは全くなく、各々が本に向き合っている素敵な雰囲気でリラックスしながら読書ができます。



お席料が設けられていることで、何時間も居座るという罪悪感がないのも嬉しいポイントでした!
注意点
ここまでも書いてきたように、圧倒的な静けさで読書に集中できる、本当に素晴らしい空間でした。
一方で注意点としては、以下の2点が挙げられます。
独自のルールに緊張感を感じる可能性
独自のルールが存在するため、人によっては緊張感を感じてしまう可能性があります。(特に入店前など)
実際に私も入店するまではかなり緊張していました。ですが、いざ入店してみると緊張する空気が流れているなんてことはなく、それぞれが自分の世界を穏やかに楽しんでいました。



店のルールを事前に確認して、周りへの思いやりの気持ちを持っていれば、変に気張らなくて大丈夫です!
料金の仕組みが複雑
「fuzkueの料金の仕組み」の項目で料金形態について説明しましたが、注文数や滞在時間によって席料が変動します。
そのため、代金がいくらになるのかを計算するのが難しいです。



金額を知りたい場合は、お店の方に聞いて問題ないとのことです!
【まとめ】fuzkueは読書に最適な空間


読書カフェ「fuzkue」は、単なるカフェではなく、静けさを楽しむという価値観が徹底された特別な空間でした。
・一人で静かに過ごしたい
・時間を気にせずに本を読みたい
そんな方にはfuzkueはぴったりの場所。あなたも一度、音を遮断した時間の贅沢さを体験してみてはいかがでしょうか。



今までにない読書体験をすることができました!



